ドクターXから学ぶ・・・Yesマンとして生きていて大丈夫なのか???

【日本人はYesマンが多い・・・><】

学校教育によって和合・協調・団体力を叩き込まれた日本人は、圧倒的にYesマンが多いと言われます。
特に仕事(会社員)においては、終身雇用が当たり前だった時代の遺産なのでしょう。

定年まで働こうと途中解雇を恐れてYesとしか言えない。。。
Top Downの「黒を白と言え!」というパワハラがまかり通る。。。
就職した会社を辞めて転職することは、甲斐性なしと判断される。。。。
企業戦士として会社に忠誠を誓い、がむしゃらに働くことが美徳とされる。。。
家庭と仕事の天秤は・・・当然、仕事優先。。。
過重労働さえ、会社の為・給料の為・養うべき家族の為と歯を食いしばって耐えるしかない。。。

そんな状況って幸せかしら??
本当はNo!!と言いたいことだってあるでしょうに。。。



【閑話休題・・・ドラマ:ドクターX】

米倉涼子主演で2012・2013・2015・2016・2017年と、5seasonに渡って放映された医療系TVドラマ。
私、普段TVをあまり見ないのでこのドラマの存在さえ知らなかったのですが、最近は日本のTVドラマを配信で観るようになり、あれこれチェックしている中たどり着いたのが『ドクターX』(^_^;)
※Amazon Prime Videoで配信中(^_^;)


●医師や職員達の発する「御意!!」(そのとおり・仰せのままに・・・の意)→→[Yesマン]
●主人公フリーランス外科女医の「いたしません!!」→→[Noマン(ウーマン)]
この単純な対比がドラマの核です。

皆さん、なかなかNoと言えない環境に置かれているからこそ、このドラマは高視聴率を記録したのではないでしょうか??
だからこそ、アウトローながら的確に患者の病状を紐解き、治療困難な病気を根治へと導く主人公を応援したくなる。
主人公がいなかったら、患者の多くは命を継続出来なかったかもしれないし。。。
隠れ正義みたいなものですね(^_^;)

でも・・・「御意!!」と言うしかない立場もわからないでもない。
富と名声を求める生き方なら、そうなるでしょう。。。
集団で「御意!!」と意思表明する様は、みな姿勢を正し軍隊さながらの統一された動き。
私からすると・・・どう見ても異常です(^_^;)。


【逃げるという選択肢もあり】

なんでもかんでも自分の主義主張を貫けと言っているわけではありません。
単なるワガママや自己チューでは本末転倒ですし、Noを発し過ぎることは社会性や協調性を乱します。
だから・・・場合によってはYesマンを演じなければならない場面だってあります。
だって、生きるためにお金を稼ぐことは当然、大切なことですから。。。

が、Noを必要な場面で表明出来ない状態において、お金を得るために魂まで売っても良いものかどうか???
企業戦士として操られ必死に頑張ったのに、罪人となる人だっているのですよね。。。
ましてや、体調を崩し命を削りながら。。。
労災だってある。。。

「自分にはこの会社しかない」・・・その思い込みこそが自分の心を苦しめているわけですから、自分の心が苦しければとっとと辞めればよろし。精神衛生とはそういうこと。
世の不条理に心を病むほど追い込まれるくらいなら、逃げればよろし。
逃げることは最大の防御でもあるわけだから。。。
組織・団体が、必ずしもあなたを手堅く守ってくれるわけではない。
あくまでも、選択権は本人であるあなたが握っているのではないでしょうか??


【分かり合えないことを前提に受け入れる】

逃げる・避けることも心の豊かさへの道。
それにもう一つ・・・分かり合えないことを前提に受容することもそう。

たとえ親子であろうと、兄弟姉妹であろうと、夫婦であろうと、親戚であろうと、仕事仲間であろうと、友達であろうと、これからパートナーシップを築きたい相手であろうと・・・
全ての感情・感性を「パーフェクトに」分かち合うことは出来ないのですから。。。

理想の人間関係像は、描く個人によって大きく異なるわけですし、理想に程遠いと感じる相手には嫌悪や憎悪を頂いてしまいます。
自分でない他者を変えることは難しいのだから、自分の物事の捉え方・感じ方をとっとと変えることが得策なのです。
全てを分かち合えるわけがないことを前提に、お互いが存在を尊重し、お互いを受容し、場合によっては視野から排除することも、豊かさのあり方ではないかと・・・私は思うのです。


【心理セラピー的アプローチ】

私ども心理セラピストは、クライアント様の潜在意識がどう感じているのか、無意識な心のプログラムがどう動いているのかを解明するアプローチを行います。


頑張って頑張って戦線離脱しないようにしなきゃ!!・・・これは顕在意識による理性的な思考。
一方で、潜在意識(無意識)が「それは無理!!」「それやったら私ではない!!」と感じていたらどうなるか???
自分の中で葛藤が起きて、心身のバランスが崩れます。自分でも気づかないうちに。。。
異変に気づいた時には心の修復が難しい状態になっていて、病院に行って薬をもらい、服薬することで更に顕在意識(理性的思考)を優先するべく、脳神経への強制的化学治療へと進みます。
日常生活をこなす為に脳神経に無理やり刺激を与えることは、激しい副作用も生じます。

西洋医学を否定するわけではありません。
自分の心(無意識レベル・潜在意識)のメッセージを知る・感じることで、可能な限り薬に頼らず、自己治癒力をフル稼働させ、自分でこれからの人生を別の視点で歩んで行くことも可能であるということ。
それによって本人も楽になれるでしょうし、周囲に対する接し方も変化するということ。
そういうアプローチを行うのが心理セラピーなのです。
心が折れてしまったら、修復には相当な時間がかかります。そうならないよう、予防的に受けて頂くことをオススメしています。


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私は宮崎県宮崎市在住ですので、対面セッションは宮崎市の自宅サロンで行います。
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癒し系心理セラピスト:川口淳一【ホームページ】

■チャネリングセラピー協会:認定セラピスト&マスター講師 ■宮崎県宮崎市在住 ■1961年4月生まれ

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