Queen(Vocalist:Freddie Murcury)の1985年までを描いた伝記的映画「ボヘミアン・ラプソディ」。
そのハイライトである『Live Aid』中の1シーン・・・。
私の涙腺が一気に崩壊するシーンがあります。
『We Are The Champions』1コーラス目のサビ
※映画本編では2:05:06
※リンクのYouTubeでは18:33
それは、主役さん達の演技ではなく、観客のとあるカップルが映し出されるシーン。
ほんの1秒ほどのカットですが、何故かこのシーンがやけに目に飛び込んでくる。。。
観客を捉えている他のシーンは、カットがもっと短かったりカメラがMoveしているのに、このシーンだけは長めでかつFix。。。
意図的なシーンだとしか思えない。
男性同士で歳が離れているので、冷静に考えれば父子か親戚か友人だと判断するのが妥当でしょうが・・・私にはゲイカップルとしか思えないわけです。。。
涙をうっすらと溜めて鼻を真っ赤にしてステージを見ている年上の男性の肩に、自然と手を回す年下の男性。
それまで、この2人はどんな時間を重ねてきたのだろうか??
Queenの圧倒的なLiveを今日一緒に体験して、これからの2人の人生は何か変化するのだろうか??
お互いの信頼や愛(広義の)をもっと深める瞬間になっただろうか??
瞬間的にそんな妄想をする私が変態なのかもしれませんが・・・理屈なしに胸を鷲掴みにされるような切なさに襲われます。
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映画の素晴らしいところって、こういう些細で繊細な部分なのかもしれません。
細かい説明は要らない。
ちょっとしたワンカットでも何かを伝えることが出来る。
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この映画・・・私的には、涙腺崩壊の場面が他にも満載。
映画館で最初に観た時は、冒頭のシーンで突然泣かされました><。
FreddieがLive Aidの本番に向けて、バックステージをウォーミングアップしながら進んで行く後ろ姿。顔(表情)は映し出されず、後ろ姿だけ。
後ろ姿なのに、Freddie本人が今も生きているかのような錯覚に陥り、私の脳は混乱するわけです。
Freddieが亡くなるまで一緒に添い遂げたジム・ハットンが、Live Aidのステージ袖で見守る包み込むような優しい眼差しは、もう悩殺レベルの美しさ!!。
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2019年4月17日に日本でも発売されたBlu-ray。
もう1ヶ月経ったわけですが、特典映像の『Live Aid』完全版を観ると、「Radio Ga Ga」「Hammer To Fall」は、本編であれこれカットされていた部分があったのですね。。。
Live Aidの音源マスターって、2chでしか残っていないのではないかと思うのですが、映画の音源はあれこれ修正されていて、どうやって処理したんだろう??
そんなこんなで・・・Blu-rayを観る日々がまだまだ続きそうです(^_^;)
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