小学生からの若年層引きこもり=不登校

私は、今年(2019年)1月中旬~3月末まで、小学校のスクールサポーターという臨時職に就きました。

私の任務は、一般学級ではなく、特別支援学級において、様々な理由で見守りが必要な生徒へのサポートをすること。

その仕事を通して私が感じた『若年層の引きこもり=不登校』について書いてみます。

↑ 鹿児島県にある霧島神宮。6月17日に久しぶりに行って癒されてきました(^-^)。



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①小学校の特別支援学級の役割と、障害分類の曖昧さ


平たく言えば・・・一般学級では個別指導・見守り・サポートが困難な子供達を受け入れる学級が、特別支援学級なのだと思います。

知的障害と診断されたり、発達障害・情緒障害・学習障害などとされる子供達を受け入れるクラスです。


そもそも、知的障害・発達障害などの区別は、全くもって曖昧です。

特に、知的障害なのかどうかは、ダウン症などの遺伝子に特殊な形状を持つもの以外は、小児精神科医の診断によってカテゴライズされるだけのこと。

それに、障害なのかどうかすら、全くもってグレーな子供も多いわけです。

障害という定義そのものが、そもそもグレーですからね。。。


結果的には、行動パターンで分類されるのだと思います。

パニックを起こす、突然暴力的になる、突然固まる、集団生活から逃げ出そうとする、他の子と同じ行動が出来ない・・・などなど。。。



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②「学校に行きたくない!」と子供が意思表示した場合、安全基地をどこに用意出来るか??


特別支援学級を用意している学校であっても、対処に悩むケースがあります。
それは、一般学級の生徒が突然、学校に行きたくないと意思表示し始めるケース。


一過性のものなのか、長期化するのか、わからないし、

しばらくの間、特別支援学級の所属に・・・というわけにも行きません。


保護者や学校関係者が、「そんなこと、当たり前にあることだよ(^-^)。」と、理解を示してくれるなら良いのですが・・・

根性論を持ち出して、「我慢も必要なんだからね!!」「頑張って行きなさい!!」「みんな行ってるじゃない!!」と諭してしまったらアウト。

そうなったら・・・その子にとって、針のムシロ生活へと突入させられるわけです。


その子は・・・単純に安全基地を求めているだけ。

※これがとても重要な子供からの信号。

それを受け止め、受け入れられる場所を提供出来なかったら、どうなるか??

はい、直ちに引きこもり=長期化する不登校となります。


学校教諭にも職務遂行への限度がありますし、学校側にも対応限界があるのはわかりますが・・・
子供が発した重要なサインを、この段階で無視したり封印しようとするのは大変危険です。



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③不登校児童に安全基地を供給出来ているか??・・・学校編


一般学級で不登校を起こした場合、

学校内では生徒が過ごす別の場所が必要となります。

それが、保健室だけでは困るのです><


行政として、学校として、

もっと深く、不登校の理由を考えてみる必要があります。

が、その原因を直接本人に突き付けてはならないのですけどね。。。


友達との問題なのか??

悪意はないにしても教師の接し方の問題なのか??

家庭内の問題なのか??


一般学級に行けない、かつ特別支援学級にも所属出来ない子供達の安全基地を、どこかに特別に用意する必要があると・・・私は強く強く思っています。


学校が無理なら、フリースクールも検討の余地がありますが・・・

フリースクールはまだまだ数も少なく、行政認可には程遠い組織です><

行政の早期対応・法整備が望まれます。



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④不登校児童に安全基地を供給出来ているか??・・・家庭編


親子で共依存していませんか???

これ、意外に多いケースです。

「子供がいるから私(親)は頑張れるし、私の思いどおりの子供に育てる!」

「我が子なんだから、親の思いを託して当たり前。」

「私は我が子を社会から守っているんだ!」

子供もそんな親の感情を感じ取って、親の指図にNO!と言えないし、自分がいなきゃ親はダメになってしまうと思い込む><

共に依存し合う、悪循環のループ。


実は・・・親個人の社会感を子供に植え付けるのは、大変危険な行為です。

世間一般に・・・とか、普通は・・・とか、

社会感ってそんな単純なものではないし、生き方そのものは子供の意思に任せるべきです。

モンスターペアレンツが生まれる原因はここですからね。。。



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⑤子供がサインを出している保護者にこそ、心理セラピーを受けて欲しい。。。


保護者の価値観が偏っていないとは言い切れません。

いくら良かれと思って子供に言い聞かせしても、子供に窮屈な・不条理な思いをさせているかもしれない。

・・・という事に気づけば、様々な状況は急展開することだってあるのです。


世間一般常識に縛られ過ぎていないか?

一般常識というレールに乗っかっていなければ社会不適合者なのか??

普通ってなに???

人と異なるところは欠点なのか????

人の力を借りながら生きることは恥なのか?????


がんじがらめになっている個人の思考回路を緩めることも、時には大切なこと。

本当の優しさや愛は、そんな緩さから生み出されるものかもしれないし。。。


思考を矯正するのではなく、思考の幅を広げる。感情の幅を広げる。


子育てで悩んでいる保護者の方には、是非、心理セラピーを検討して頂きたいと、切に願っています。



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私のセラピーは、過去の経験から構築された心のしがらみ(不要・不自然・経験により屈折したプログラム)を解き放つお手伝いを致します。

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癒し系心理セラピスト:川口淳一【ホームページ】

■チャネリングセラピー協会:認定セラピスト&マスター講師 ■宮崎県宮崎市在住 ■1961年4月生まれ

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