スクールサポーターを経験して、小学生の不登校について感じたこと・・・

2019年1月16日~3月26日の、宮崎市内小学校でのスクールサポーターの業務契約が終了しました。
本当に短期間でしたが、私にとって、とてもとても濃く貴重な2ヶ月と10日間でした。

ということで・・・

4月より、私のセッション受付時間に制限がなくなりましたので、ご希望の日時で、極力、対応させて頂きます(^-^)。

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教育現場体験後ということで・・・
今回は『小学生の不登校』について書いてみたいと思います。

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※私がスクールサポーターとして勤務した小学校には、特別に、放置しておくと不登校を引き起こすかもしれない児童を受け入れる別室教室がありましたので、完全な不登校児はほぼ存在しませんでした。なので、不登校に関する一般論とは、多少事情が異なるかもしれません。

※実際に、私の長男(現在28歳)も小学校4年から中学3年までほぼ不登校でしたから、私自身が不登校児体験保護者でもあります。

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スクールサポーターを通して子供達と接して改めて感じたのは、不登校(通常クラスに行きたくないと思う児童も含む)という状況には、様々な傾向・要因があり、中には保護者が要因の一つになっているケースもあるということ。

・保護者が自分の思い通りに子供を操ろうと、精神的に追い込んでいるケース
・保護者の都合で子供を不登校へと導いてしまっている(登校させない)ケース
・親が子に依存しているケース(この場合、子も親に依存している共依存関係が多い)

このようなケースは、親子の共倒れ(疲弊)を招きます。
子供を変えようとする以前に、親が変わらなければ、改善は難しい。。。

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●親という立場

子供が「苦しい」という合図を出しているにも関わらず、親が気づいていなかったり理解してあげられていなかったりするのが、不登校の初期状況です。
(出来なくて当然です(^_^;))
「何故??」「どうして??」「何があったの??」からスタートします。

一般的に、不登校への対処方法として、保護者がそれまでと違う子供への向き合い方を身に付けることで、不登校という現実を極端に悲観することから脱し、ゆるやかに改善出来ることを目指します。

方策は様々ありますし、最近では様々な方から情報を得たり、セッションを受けられる時代です。
ただ、相談する相手が、自分に合っているかどうかだけは選別する必要があります。
相談したが、逆に傷ついた・・・などという話もよく耳にします。
しかも、様々なアドバイスに正解・不正解はありません。

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●原因よりも安全基地

子供が不登校になった時、親は勿論のこと、周囲の関係者も原因を探ろうとします。
原因があるのならば、それを改善することもたしかに必要ですが、改善出来ないこともあります。
そして、原因は所詮明確にはならないものであり、ピンポイントでもって解明されるわけではありません。
重要なことは、『子供の心は私達が想像する以上に、とても繊細で複雑』だということ。

子供が欲しているのは一体何だろう??
それは、「ハグして欲しい」ことかもしれません。
「大丈夫だよ」と言って欲しいのかもしれません。
愛して欲しいだけ。心から安心出来る場所が欲しいだけ。
ある意味、超シンプル。

大人都合の目線(常識・当たり前・普通は・こうあるべき・ねばならない・・・といった、コッチコチに凝り固まった価値観)を捨てて、子供と同じ目線に立って、どれだけ子供の心に寄り添えるかが大切ではないでしょうか???

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●関係者に出来ること

教師などの学校関係者も、規律に従うという社会ルールを振りかざす前に、児童一人ひとりの安全基地として学校が機能するシステムを構築して頂けることを願います。
家庭が決して安全基地とは限らないことだってありますし、大人に対する不信感・恐怖感を取り除く為にも、小学生という、まだまだ生きる逞しさに乏しい弱者のこれからの大切な人生に、少しでも希望を与えてあげたいものです。

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癒し系心理セラピスト:川口淳一【ホームページ】

■チャネリングセラピー協会:認定セラピスト&マスター講師 ■宮崎県宮崎市在住 ■1961年4月生まれ

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