大学卒業した娘と2人飲みした夜のこと

※写真は、娘が大学生活の4年間住んだ部屋。退去のため引越し荷物を出して、何もない状態。
※私一人、翌日の退去立会いの為、ガランとした部屋に、寝袋で一人泊まりました(^_^;)。

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1996年生まれの次女(3人兄妹の末っ子)が、この春で大学を卒業し、新社会人となりました。

関東の大学で、1・2年が戸塚にある横浜キャンパス、3・4年が白金台にある白金キャンパスだったため、どちらにも通える東急東横線:綱島に部屋を借りていました。
就職は宮崎の地元企業に採用頂けたので、これからは私達の自宅に一緒に住むことになります。

卒業式のあった3月18日~20日に私の家内が部屋に行き、ダンボール詰めをし、入れ替わりで私が21日~23日で部屋に行き、最後の片付け・荷物出し・掃除・ゴミ出し・退去立会いをしてきました。

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引越し当日の22日の夜、娘は友人宅に泊めてもらいましたので、この日はほぼ何もない部屋に私一人、寝袋に入って寝ました。
つまり、その前日21日の夜は、娘と2人で食事(飲み)に出ることになったわけです。

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私と娘の2人で食事(飲み)に出ることは、私らにとって初めてのこと。
普段は母親にしかあれこれ相談しない娘ですから、話題がなくてし~んと居心地の悪い時間になりはしないかと、不安を抱えながら。。。

ところがどっこい!

娘は児童心理系の学部だったので、大学2年~3年の間、小学校や幼稚園での実地研修(実習)を週1日の頻度で経験しており、私は今年1月16日~3月26日までスクールサポーターで小学校に勤務したせいもあって、子供の教育や教育環境・教育の難しさについて話が盛り上がったのです!。

娘は、教員資格を取りませんでした。
何故か??

『子供と接するのは大好きだけど、子供の将来の為に自分がどう関われば良いのか、全く自信を持てなかったから』だそうです。
『小学校よりも幼稚園の先生の方が大変だと思う』とも言っていました。

この言葉に、娘は資格を取るためでなく、人生経験の一つとして実習に行ったからこその本音なんだろうな・・・と思いました。
結果、彼女は大学で学んだこととは違う分野への就職をしましたが、上記の言葉には、教育者・指導者がどれだけ大変な仕事なのか、心からリスペクトしていることを感じました。
自分の役割にするにはあまりにも荷が重すぎると感じたからでしょう。
子供の人生を左右するかもしれないという重圧。
それも賢明な選択だと、私は思います。
そして、そのような重圧ある仕事に従事されている方々に、私もリスペクトしています。

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そもそも、娘が大学受験にあたって児童心理を専攻したのには、3つの理由があったと思われます。

①自分の3歳上の姉がダウン症なので、心理面に関する許容範囲がそもそも広かったこと

②私の中学からの同級生・大親友も児童心理に取り組んでおり、彼と娘は、娘の思春期から友人のような関係を構築しており、彼の児童心理に対する広い考え方に影響を受けたであろうこと

③家内(娘の母親)の、一般論に惑わされない思想・感情・独自の感性による生き方を尊敬していること

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加えて、娘は、アメリカにいる兄のところに昨年・今年と2回ステイ(それぞれ20日間程度)し、兄が自分の意思で夢を実現しようとしていることを自身の目で見てきたのです。

兄(長男)は小学校4年から中学まで不登校だったにも関わらず、高校を卒業後自力で渡米し、この秋からアメリカの大学で教職(日本でいう准教授かな?)として働くオーダーをもらいました。
日本人でありながら、アメリカで受け入れ認めてもらえたのは、彼の努力の結果。

娘はステイ中、現在の大学関係者(彼の講座を受講している学生や、大学職員)に何人も会ったらしいのですが、誰もが兄のことを評価していたと。。。

娘は『私はお兄ちゃんみたいな生き方は出来ないから、だからこそ凄いと思う』みたいなことを言いました。
私は、心の中でこう返しました。
・・・そう、それでいいのよ(^-^)
・・・人生の過ごし方はそれぞれでいいんだからね。
・・・比較する必要もないからね。

言葉に出して伝えたのは・・・
『あなたが幸せな人生を送ることだけ考えればいいんだよ』
どれだけ、娘の心に響いたかはわかりませんけどね(^_^;)

そして、娘との2人飲みなんて、あれが一生で最後になるかもしれないかと思うと・・・切ない父でした(^_^;)



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癒し系心理セラピスト:川口淳一【ホームページ】

■チャネリングセラピー協会:認定セラピスト&マスター講師 ■宮崎県宮崎市在住 ■1961年4月生まれ

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